製本クロスの「望月」へ行く
製本用クロスの専門店「望月株式会社」へ行ってきました。カルトナージュ関連のいくつかのサイトで目にし、以前からずっと行ってみたかったのです。
JR(または銀座線)神田駅東口を出て数分歩くと到着。
さて、発見したら扉を押して入り会社の方へ声をかけて製本クロスを小売りしていただきたい旨を伝えます。駅前のスターバックス→三菱銀行を目印に秋葉原方向へ直進、レストラン「ニュー本郷」の手前の路地を右折した角にあります
欲しいものが決まったら、見本帖のクロスの裏に商品番号が書いてあるので、注文用紙(見本帖と一緒にもらえます)に希望の長さ(1mとか)を記入し、提出します。クロスの見本帖を何種類か見せていただけるので、好きなだけ選びます。模様入りだったり、ツヤのあるもの、ざっくりしたものなど、色々な素材感のクロスがあります。もちろん色のバリエーションもたくさん。
配送代金含め、合計の代金を会計します。クロスのメートル単位の価格は種類によって違います。最初に大体の価格帯を教えていただけるので、選ぶ際の参考にするとよいでしょう。選んでいるときも、「これはいくらですか?」と聞けば教えていただけます。また、今日は浅草橋への買出しも兼ねていたため、購入した何種類かのクロスをすべて家に配送してもらうことにしました。その場合は注文用紙の配送先の項目に記入します。配送代金は700円。
その他、カルトナージュの台紙や練習キット、マーブルペーパー、スカイバーテックス(皮革のような素材感に加工された紙です)、タッセルなども買えるようになっており、一部見本が入り口に置いてあります。ペーパー類には見本帖もあります。会社なので当然ながらみなさん基本の業務をされていますが、椅子もあり落ち着いて選べます。領収書とともに注文用紙のコピーをいただけます。クロスの見本帖も一部の種類のものを購入することができました(画像参照)。きれいな色がたくさんあり、今後あたらしい本の材料を購入する時にもとても役立ちそうです。
個人的には選びがいがあり、イメージしたとおりの色が見つかったのでとても嬉しい場所でした。価格も安価。浅草橋へのハシゴにも大変便利なので、また伺いたいです。営業時間が月〜金曜日(土日祭休)
午前9時〜午後6時ということで、なかなかいけない方も多いかと思いますが、その場合は通信販売もされているので、一度見本帖を購入すればその後重宝するかもしれません。
赤井都さん受賞!
livedoor ニュース - 日本の“現代豆本”が国際コンペで初受賞!
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2429949/detail
なんと!
MBSというアメリカの豆本愛好団体が主催するコンペティションにて、日本の赤井都さんの作品「籠込鳥」が入賞したとのこと。日本からの受賞は初だそうです。
遅ればせながら、本当におめでとうございます。
→赤井都さんのサイト:言壺
blogのエントリ:『籠込鳥』が受賞!によると、応募にあたっての過程や苦労が偲ばれます。
実はこのコンペには扉やも参加していており、本日応募作品がまとめられたカタログが到着したとことなのです。
→関連記事:豆本海を渡る
今回、私は本当に参加しただけの結果となりましたが、これから1年間応募作品はコンペティション主催のMBS(Miniature Book Society)が開く展示会におかれる事になるそうです。豆本旅をする、ですね。カタログには多彩な意匠の作品が並んでおり、見ているだけで色んな人がいるんだなぁとしみじみ感じられて、なんというか勇気のようなものがわいてきます。
そんな気持ちを11月の展示屋根裏の図書室に生かせますように。
また、赤井さんの受賞で最もうれしいと感じたのは、紙の装丁の作品の自由さが認められたような気がしたこと。もちろん素材だけでなく造形や内容があってのことではありますが、「紙」にも革の本の存在感、質感と同等の魅力的があるのだと改めて実感しました。紙以外の異素材の自由さも(たとえば、カタログ中にはコルクを使った作品などもあった)まだまだ残っているので、なにか自分でも挑戦できたらと思います。
赤井さんの作品を実際に手にとって拝見した機会はまだなく(第1回まめまつりにも参加されていたのですが、当日私の体調が悪くなってしまい、会場をまわったときも朦朧としていた)次回12月に開催されるマメBOOKS〜創作豆本のグループ展
がその機会となるかもしれません。
そのまえに、展示まであと一ヶ月弱なんだなあ、と実感して背中に寒気が。あれもこれもやらないと!

